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「ブランディングはどのタイミングで始めるのが良いのか。」という疑問をお持ちの経営者も実は多いのではないでしょうか。結論、始めるタイミングは経営状態(フェーズやコンディション)によって違います。
例えば、まだローンチまもないブランドの場合(フェーズ1)、売上や利益が出ておらず予算的に厳しい状況では、大掛かりなブランディングはできません。その場合、SEOやデジタル広告戦略、クリエイティブの提供など、比較的予算のかからないWebマーケティングを中心とした施策を行います。経営の資源やフェーズを見極め、中長期先の視点でビジネスの底上げをする。これもまたブランディングの活動の一部です。
そして、ブランドが成長するにつれ、時間と予算を割き、推進チームが一丸となって、一貫したコミュニケーションを作り出す。このようにフェーズ1からフェーズ3へ段階的にシフトしていくことでも、十分競合との差異化は可能です。
しかし、考えのない散発的な施策では届けるべきメッセージも消費者に届かないことがあります。またその散発的な施策が蓄積されることで、消費者が疑問に思うこともあるかもしれません。
では、どのようなブランディングパートナーを選ぶべきなのでしょうか。
ポイントは、3点あります。
まず1点目は、「感性が合うブランディングパートナーを選ぶ」ことをお勧めします。よく言われる話ですが、ブランディングは中長期で効果を発揮されるもの。3ヶ月程度の取り組みでは何の効果も発揮できません。1年、3年、5年とブランドを共創していくのであれば、パートナーと感性が合わないと苦しくなるだけではないでしょうか。
加えて2点目は、「経営やマーケティングの知識があるブランディングパートナーを選ぶ」です。それは企業の経営状態(フェーズやコンディション)が理解できない、もしくはマーケティング戦略を理解できず、歩幅の合わないブランディングを実行してしまうことに繋がるからです。
そして3点目は、「ブランディングパートナーとよく話し合う」ことです。よくある質問に「ブランディングに対する費用対効果」という質問を受けることがありますが、これは何の目的でブランディングを行うのかということに繋がると考えております。例えば、ブランディングで3ヶ月後の売上を120%向上させたい…これはブランディングではなく、マーケティング活動の領域です。しかし「30代男性がアクションする広告をつくりCTRを向上させたい」というご要望には、「デザイン」という領域でお役に立てることもあるかもしれません。もしくは、「市場からのブランド認知を増やしたい」というご要望には、「メディアPR」という領域でお役に立てることがあるかもしれません。
ブランディングとは、デザイン領域だけではなく、中長期的なブランドの立ち位置からブレイクダウンされるコミュニケーション戦略そのものなのです。
また「ブランディングを通して実現したいビジョン」を明確にすることも重要です。そのために様々な角度から学習や情報収集をし、同じ目標に向かって成果を生み出していくことが共創だと考えています。
そして、最も重要なこと。それは社内を巻き込み「合意形成」をとることです。社員全員が推進メンバーになる必要はないのですが、役員陣や各課のリーダーなど社員から信頼されている方を推進メンバーとして選出します。
また、推進メンバーだけでなく、ブランドを支える全社員が腹落ちできることも重要です。社内向けの定量調査やインタビュー、ワークショップなど通じ、巻き込み型でブランディングを行っていきます。
このように、企業として「ブランディング」を行う意思を明確にし、社内の合意形成をとるために、どういったブランディングパートナーを選ぶのかが非常に重要となります。
ブランディングに可能性を感じている経営者は、弊社に気軽にお問い合わせください。今のフェーズやコンディションを元に、「ブランディング」をご提案いたします。
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